その後Jaguar XJ6バンプラと並行してBMW530iという、94年式の拙者的には“最近のクルマ”を使っていたのだが、その530iを手放す時、あのときのマルニがまだ売れずに残っていた。これはもう縁なんだ、と感じて買い戻した。
なかなかいい車庫が見つからず、“知り合いの知り合いの不動産屋”に車庫探しを一任したのが失敗だった。
条件はいい。最高にイイ。なにせ初期費用がタダなのだ。それに超が付くほど安い。なんの負担にもならない。文句なしだ。
が、しかし!場所がもう終わっている。最悪だ。
いわゆるレッドライン(オトナのオジサン達が大好きなとこです)のど真ん中にあるタワーパーキングなのだ。これがもう最高級に妖しい。

クルマを出し入れするには、レッドライン地区を歩かなくてはいけない。むっちゃイヤなんであるコレが。
こう見えても拙者は風産業未体験のピュアボーイなのである。
歩くたんびに『兄ちゃん遊んでいかへん?』などと声かけられても非常に困る。それにタワーパーキングなのでチャリンコで行ってクルマ出して、そこにそのまま置いておくのもムリ。
つまり、この地区を手早く通り過ぎたいわけだ。
そこで10年前に大流行したコレの出番である。

まずこれは現在、公道走行は不可である、ということを付け加えておきながら、こいつにまた脚光が当たるわけなんである。
つい数日前コレに乗っていた人を『うっわぁーまだ乗ってる人いたんや!』などと言うてた拙者がコレである。
がしかし、このレッドライン突破には打って付けのマシンなのである。
クルマを取りにいく時にはガラガラガラガラ〜っとこれで浮きまくり、車庫に戻すときにはバババババババン!とマルニの排気音で浮きまくっている。なんせ520ストロンバーグのエンジンに載せ替えており、さらにソレックスの44πツインキャブ仕様のマルニである。静かなわけがない。
レッドライン周辺で拙者の車を見ても、イラン勘違いはしないでいただきたい。






